【剣盾S23シングル】で嫁ポケロズレイドに変なアイテム持たせて戦ってたお話。


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初めましての方は初めまして。ゆうたろうと申します。

シーズン23お疲れさまでした。

 

伝説ありダイマなし環境も3ヶ月目となり全くモチベがなかったのですが、ふと嫁ポケのロズレイドと一緒に戦いたいと思ってしまったのでちょっとばかし頑張ってみました。

構築作りの難しさを痛感した悔しいシーズンでしたが、久しぶりに構築段階からいろいろ考えながらポケモンをすることができたので、振り返りのブログを書いておこうと思います。

 

↓久しぶりに1シーズンで300戦以上こなした

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【役割対象と禁止伝説枠】

まずこの環境でのロズレイドの役割対象を考えた。

草枠といえばカイオーガ対策として入れられがちだが、ロズレイドはHDに振り切ってようやく臆病オーガの潮吹きがギリギリ受かる程度なので交換読み冷凍ビームまで考えると怪しすぎる。というか、ゴリランダーかナットレイ使ったほうがいい。

というわけで、伝説の対策枠として使うのを一旦諦め、役割対象候補を一般枠から探した。

そして注目したのが、今シーズンめちゃくちゃ流行っていたトリトドン

トリトドンが出てこないとロズレイドが活躍できないので、トリトドンが障害となる禁止伝説枠であるカイオーガを軸に構築を組むことにした。

 

【他の草枠との差別化】

ロズレイドにしかできないことをしたいと思ったのだが、役割対象をトリトドンとした時点で半分くらいはすでに差別化ができていた。

特性の自然回復のおかげで、トリトドンに受け出ししたときにあくびを入れられても無理やり一回突っ張ることができるので、それは大きな強みだと感じた。

どんな型で使うかは悩んだが、受け気味な型で使っても受け出しできるポケモンが限られているため汎用性がなくサイクル負けすると思った。そのため、C125 S90というぼちぼちの火力とぼちぼちの素早さを活かして、裏に負荷をかけていくアタッカー寄りの型で使うことにした。

 

【ザシアンへの回答】

テクニシャンめざ炎を失ってしまったロズレイドに、ザシアンの受け出しに対する回答は必須だと思った。

ひとつの選択肢として「まきびし」でサイクルを回しながらチクチクと負荷をかけていくことを考えた。しかし、ザシアントドンに対して「ロズレイドカイオーガ+ザシアンを意識したクッション」と選出した際、ロズレイドにサンダーなどの不利なポケモンを合わせられた瞬間サイクルが崩壊する可能性が高く、何度もサイクルを回せる未来が見えなかったので一旦保留した。

そこで次に私が目をつけたのがウェザーボール

カイオーガが雨を降らせてくれてるおかげで、実質タイプ一致威力100の水打点をロズレイドが持てる。これが割と火力が出て、Cに振り切ることで無振りザシアンに半分入る。(ロズレイドがあのザシアンに半分ですよ???十分すぎると思いませんか???)つまり、その後ゴツメダメを入れてやればH振りを考慮しても次のサイクルで受からなくなる。

 

えっ、バ〇ビーさんが紹介してたコタバナオーガの劣化だって???

↓参考動画

youtu.be

 

バナが止まらないなら多分こっちのが強いすね。正直。

 

えっ、エ〇トラ〇トさんが使ってたマラカッチなら受け出してきたザシアン処理できるぞって???

↓参考動画

youtu.be

 

この動画見て正直悲しくなったよね。

まぁ、どっちもトリトドンに後出ししてあくび入れられたら引かざるを得ないのが弱いんじゃないかな。きっと。

 

【さざなみのおこうロズレイド

サイクルを回せるようにチョッキや黒いヘドロを持たせて使っていたが、1サイクル目でウェザーボールを見せると、相手がそれを踏まえてトリトドンロズレイドを釣って、サンダーなどのロズレイドに強いコマを合わせてきたりするため、このサイクルで2周目を行うことがとても弱いと感じた。

さらに構築の都合上、ザシアンに対するクッションとしてハッサムを使っていたが、そもそもハッサムが特化インファザシアンや炎牙ザシアンを考慮したときにザシアン受けとして怪しく、ここも2サイクル目にいけない大きな課題点だった。

受け出したあとにバレパンを押しても、わずかに届かずザシアンが残ったままハッサムが処理されてしまうときもあった。

という訳で、ロズレイドに火力アップアイテムを持たせて、少なくともハッサムのゴツメダメ×2+バレパンで処理できる圏内まで押し込んでおく必要があると考えた。

ただ、こだわりメガネはみがわりトリトドンに打ち分けられないのが弱かったり、ばれた瞬間トリトドンを投げられたりしてロズレイドを通しにくいと思ったのでなし。命の珠も他のポケモンに持たせていたのとサイクルを回す上であまり体力は削りたくないのでできれば持たせたくなかった。

そこで持たせたのがさざなみのおこう(水火力アップアイテム)

これで少しザシアンへのリーチを伸ばしておくことで、H振りのザシアンまで雨ウェザボ+ゴツメ×2+HBハッサムのバレパンで落とすことができる。

 

↓実際に使った型

ロズレイド@さざなみのおこう

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調整:控えめ H92/C252/S164

技構成:エナジーボール/ヘドロ爆弾/ウェザーボール/どくどく

S- 準速ウオノラゴン+3(遅めのサンダーが大体抜けるライン)

C- 特化

H- 余り

技構成について

草打点はトリトドンの身代わりをリフストで壊すのがあほらしいからエナボ

ヘド爆は安定した一致打点でゴリランダーやコケコ意識

コンセプトのウェザボ

最後は交換読みで黒バドにぶち込めるシャドボと迷ったが、黒バド軸にほとんど投げなかったのと、ポリゴン2などの数値受けでロズレイドが止められることが何度かあったのでそこに抗えるどくどくにした

 

ロズレイドと一緒に戦ってくれた仲間たち】

以下の記事を参考に取り巻きを決めていった。

koncherry.hatenablog.com

 

カイオーガ@拘りスカーフ

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臆病CS 潮吹き/波乗り/雷/冷凍ビーム

禁止伝説枠。しっかり詰め切ってザシアンを吹き飛ばす瞬間がたまらん。

スカーフ以外のカイオーガにしてしまうと、選出が「ザシアンを上から叩けるスカーフ枠+ザシアンを意識したクッション+カイオーガor他」のようになりがちで、ロズレイドカイオーガを合わせて選出するのが難しかったので、「スカーフカイオーガ+ザシアンを意識したクッション+ロズレイド」と選出するためにスカーフにした。

 

ハッサムゴツゴツメット

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腕白HB バレットパンチ/とんぼ返り/瓦割り/剣の舞

ゴリランダーとザシアンに対するクッション。

オーガが重いウオノラゴンに対してバレパンで火力を削ぎつつゴツメダメを稼げる点、意識しないと重くなりがちなヒヒダルママンムーに強めな点を主に評価してサンダーではなくハッサムを選んだ。雨下でもザシアンの炎牙は半分以上入る。

 

かプ・コケコ@突撃チョッキ

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臆病でHDに厚め(参考記事と同じ)

10万ボルト/マジカルシャイン/草結び/とんぼ返り

イベルを意識した特殊に対するクッション。

とんぼ返りからカイオーガ着地させるのが強かった。

 

カバルドン@拘り鉢巻

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意地っ張りHAs(参考記事と同じ)

地震/炎の牙/氷の牙/リベンジ

ヌケニンナットレイ対策。参考記事の達人の帯だとナットレイを焼き払えなかったのと、あくび怠けるを使いこなせなかったのでいっそのこと鉢巻にしてやれという軽い気持ちで鉢巻にした。

初手に雑に投げてとりあえず一回殴ってくるザシアン、ムゲンダイナ、ランドロス、悪ウーラオスあたりを対面処理する役割も担ってくれた。

ダイナのメガネ流星群でよく吹き飛ばされた。

 

ドラパルト@命の珠

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やんちゃAS ドラゴンアロー/大文字/身代わり/竜の舞

ラッキー、ウオノラゴン、ムゲンダイナあたりを意識したかった枠。

ヒレとかのフェアリーが見えた瞬間出しにくいのがネックだったので、身代わり切って雷とかいれてもおもろいかも。

 

このメンバーで1800位くらいまではいけた(超絶上振れだった)

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【反省点】

ここからは反省会。

なぜこのコンセプトで結果を出せなかったのか思いつく限り挙げていきたいと思う。

 

・ザシアントドンの裏のもう一体を想定できていない。

ザシアントドンを見た瞬間、こっちの選出がロズオーガハッサムで確定なのに対し、相手はもう一体を自由に選べる。そいつを運よく処理できればほぼ勝ちだが、スカーフサンダーとかウルガモスとかいたら全員貫かれてオワオワリ。

 

・2サイクル目がじゃんけんになりがち

2サイクル目でもういちどロズレイドトリトドン対面を作れるか、トリトドンに向かってエナボをうつかウェザボをうつかのような択が発生しがちで、しかも択負けした瞬間負けに直結しがち。

 

ロズレイドトリトドン対策であることばれがち

一番上にロズレイドを置いてその下にカイオーガを置いていたのもあるが、ロズレイドトリトドン対策であることがたまに出す前からばれる。初手にトリトドンを出してロズレイドを出すのを読んでウルガモス合わせるのとか2回くらいされた。正直、ロズレイドくらいなら後出しで間に合うと思われると思ってたから、むしろ警戒されて嬉しいことなのかもしれない。

ちなみに蝶の舞を積んだウルガモスでもメガネ雨ウェザボなら大体飛ばせるので、こういうことされるならメガネも一考の余地あり。

 

ロズレイドの守備範囲が狭い

参考にさせていただいた構築の、トリトドンを役割対象とするテッカグヤを抜いてロズレイドをいれたのでいろんなものが重くなった。

特に地面の一貫がやばすぎて、ガブリアスランドロスマンムーあたりがとてもとても重くなった。

また、テッカグヤがラッキーの対策も担っていたので他でラッキー対策を準備する必要がありどうしても構築がまとまらなかった。

最終日にムゲンダイナが重すぎてタスキポットデスいれてみたり、ムゲンダイナに電磁波いれたり、ガブリアスを対面から処理できる冷凍ビーム電磁波羽休めジャポの実カイリューとかいう謎のポケモン使ったり、まーじで迷走してた。

 

余談だが、そもそもウェザボ使うきっかけになったのはザシアンを晴れウェザボで飛ばすためで、そのためにコータスとか入れてたけど、晴れ下でロズレイドトリトドン対面になる場面が想定なかったのと、ほんとに地面の一貫えぐすぎてまだましなハッサムになった。

 

【最後に】

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いろんなものの対策ができてない上に、倒したいザシアントドンにもそこまで勝てるわけではない欠陥構築だけど、たまにロズレイドが大活躍したり、有利対面つくってカイオーガでしおふきどっかーーーーーんってしてる瞬間が楽しかったのでよし。また機会があれば、リベンジしたいなと思います。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

何かあれば @jolpokeRose まで。