初めましての方は初めまして。
ゆうたろうです。
今回は8世代GSダブルで自分なりに考えた構築を記録しておこうと思います。
一応、S28で最終95位というぼちぼちの結果は残せたものの、JCS予選では全く通用せず、その理由も明らかなので、今回供養することにしました。
以下常体。
【構築経緯】
INCで結果を残したレンタルパを使う中でゼルネアスに可能性を感じたので、ゼルネアスを軸に構築を組んでみたいと考えた。
↓使っていた構築
INC. Feb 2022使用構築/最終レート1877/勧進帳ゼルネパルキア - ココアのダブルレポ
ゼルネアスがジオコンを積むにはこのゆびとまれ要員は必須だと思い、イエッサン♀と組み合わせて試してみた。
使っているうちにイエッサンゼルネの並びには主に以下の弱点があることがわかった。
・上からの強力な全体技(追い風+カイオーガなど)
→ジオコンを積む前に致命傷を負ってしまう
・レジエレキ+ザシアン
→ジオコンを積むターンにエレキネットを入れられると、次のターンもレジエレキに上からエレキネットを入れられてしまい、簡単にザシアンから縛られてしまう。
・ダイジェット+ザシアン
→ジオコンを積むターンにダイジェットを積まれてしまうと、次のターンS+1ザシアンの上から動けるのがゼルネアスのみになってしまい、ザシアンを縛れずにゼルネが処理されてしまう。
上の3つの弱点をスカーフレジエレキがなんとかしてくれそうだったので採用してみた。
・上からの全体技
→追い風カイオーガの上から動ける
・レジエレキ+ザシアン
→相手のレジエレキの上からエレキネットを打てる
・ダイジェット+ザシアン
→ダイジェットを積んだザシアンの上から動ける
伝説2枠目は、ゼルネアスが弱いザシアンの上から殴ることができ、ジオコンを積んだゼルネアスやレジエレキと並べて上から制圧することができる黒バドレックスを選んだ。
オーガザシとグラザシの両方に投げれるダイジェットダイマ枠。
化身ボルトロスとカミツルギが候補にあがったが、ここまででガオガエンが若干重いため、いかくに強く出れる化身ボルトロスを選んだ。
黒バドの横に置くことでバークアウトやダイホロウ、ダイアークを押しにくくさせるのも相性がいいと感じた。
白バド入りのトリルを意識した枠。
ドータクンやナットレイ、モロバレルなども候補だったが、グラザシに対して勝率が悪かったので、グラザシにも投げれるポケモンとしてガオガエンを採用した。
【調整】
黒バドレックス@きあいのタスキ
特性:人馬一体
性格:臆病
実数値:175-*-101(4)-217(252)-120-222(252+)
技構成:アストラルビット/鬼火/トリックルーム/守る
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:控えめ
実数値:203(12)-*-116(4)-201(252+)-119(4)-149(236)
技構成:ムーンフォース/マジカルシャイン/ジオコントロール/守る
S- +1で最速黒バド抜き
ザシアンをエレキネット+ダイフェアリーで落とすためにC特化
イエッサン︎︎♀@サイコシード
特性:サイコメイカー
性格:呑気
実数値:177(252)-*-128(252+)-115-126(4)-81(-)
※S個体値0
技構成:この指とまれ/神秘の守り/手助け/守る
レジエレキ@こだわりスカーフ
特性:トランジスタ
性格:臆病
実数値:159(28)-*-71(4)-152(252)-98(220)-243(4+)
技構成:エレキネット/かみなり/10万ボルト/ボルトチェンジ
HD- ひかえめタスキ黒バドのアスビ耐え
S- スカーフ込みで追い風トルネ抜き
↓参考元
【INC使用構築】オーガサマヨナットwithガマゲロゲ - 超合金アルティメットブログ
化身ボルトロス@突撃チョッキ
特性:負けん気
性格:陽気
実数値:175(164)-142(52)-95(36)-*
-101(4)-179(252+)
技構成:ワイルドボルト/そらをとぶ/かわらわり/アイアンテール
HB- A222ザシアンの手助けきょじゅうざん確定耐え
HD- 特化珠エレキの威力140ダイサンダー+臆病しおふき両最高乱数以外耐え
↓参考元
【INC February17位】猫オーガザシアン - かおるのポケモン
ガオガエン@シュカの実
特性:威嚇
性格:腕白
実数値:202(252)-135-156(252+)-*-111(4)-80
【反省】
今までそれなりにこの構築で勝てていたのは、スカーフエレキがあまり警戒されておらず、追い風オーガにイージーウィンできていたのと、比較的有利構築の白馬パルキアにそれなりに当たったのが大きい。
スカーフエレキが結果を残したこともあり、少しずつ認知され始めたことで、追い風ザシアンや追い風スカーフオーガのような選出をされるようになった。
そもそも追い風+ザシアン無理、追い風+スカーフオーガ無理、身代わりザシアン無理、エレキネット入らないランドロス無理、リンヤサンを普通に回されると勝てない………
勝ち抜けるわけがない。
【余談】
欠陥構築のお披露目だけでなく、少しだけためになる(かもしれないし、常識かもしれない)ことを書いておく。
私はこの記事の最初に、「ゼルネアスでジオコンを積むにはこのゆびとまれ要員が必須」だと書いたが、この構築をずっと使っているうちにその認識が変わった。ゼルネアスの横にイエッサンやモロバレルなどのこのゆびとまれ要員を置かなくても、ジオコンを積める場面は存在することに気づいた。
例えば
こちら
相手
→アストラルビット2発圏内
→体力ほぼなし
という盤面。
相手のザシアンは確定で動けるターンだが、ジオコンを押せる。
というのも、ザシアンがジオコンを阻止するためにゼルネを殴ってきたら、アストラルビットが2回通るため、黒バドがとまらなくなる。ザシアンが黒バドを落としにきたらジオコンを積めるので、アストラルビットで削れたザシアンを次のターンにムーンフォースで縛ることができる。
つまり、この盤面において黒バドはゼルネのこのゆび要員となっており、逆に言えばゼルネもまた黒バドのこのゆび要員になっている。
このように、ジオコンor横の攻撃のどちらかが通ればいい盤面を作れるとジオコンを押すことができる。そのため、必ずしもイエッサンやモロバレルといったポケモンは必要ではない。
【最後に】
この構築が通用しないことにJCS予選前に気付いたため、もう片方のロムではゼルネパルキアを自分なりにアレンジしたものを使いました。正直練習、調整、実力不足でした。
次回作ではこの悔しさをバネに頑張りたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。